こんばんは。
本日は中学生の指導をしてきました。
中学校最後の大会を前にして、彼も色々と悩みつつも悔いのない最後の試合にしたい事を話していました。
彼とも付き合いがなんだかんだ言っても小学生の時からなので、いい結果を出してほしいと思っています。
なんかここに書く近況って、教え子の事が多いですねぇ。
まぁ、家庭教師専業でやっているので、それも仕方ないかと開き直らせてもらいます。
さて、本題になります。
◆趣旨◆
行動科学では人ができない理由はたった2つしかないと説明されています。
続かない理由① やり方がわからない
続かない理由② やり方はわかっているが、「続けるやり方」がわからない
(この定義を悪いと言っているわけではなく)表現を固定し過ぎると考えが狭くなってしまうと個人的には感じています。
なので、「やれない、続かない」理由をこれ以外の違う表現でも追及していきたく思って書いています!
それでは、今回は…
★☆★☆分析!やれない、続かない理由!★☆★☆
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前回、この書籍から「メンタルブロック」が生まれる理由を話しました。
発表!やる気が出ない原因・メンタルブロックが生まれる「つらい感情」! http://logicanabehavior.seesaa.net/article/420697715.html
前回は「メンタルブロック」が生まれる理由の一つを話しました。
今回は、その「メンタルブロック」が生まれるもう一つの理由についてお話したいと思います。
引用開始☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
メンタルブロックを形成するもう一つの原因、「偏った信念」とはどんなものでしょうか?
以前、私のもとに「遅刻するクセをどうにかしたい」という男性が、コーチングを受けに来たことがありました。
彼によると、自分でも遅刻は悪いことだとわかってはいたものの、どうしても遅刻をするクセを直すことが出来なかったと言います。
彼は「遅刻をしてしまうのは自分がだらしない性格だからだ」と自分自身を責めていました。
しかし、遅刻の原因は性格ではなく、メンタルブロックによるものだったのです。
彼の昔の記憶を辿っていくと、偏った信念の発生からメンタルブロックが形成されていたことが判明しました。
彼の遅刻を誘発するメンタルブロックは、子供の頃に親に連れられ、とある著名人の講演会に参加した時に出来たものでした。
その講演は主催者が著名人であるということもあり、当日の会場は満席でしたが、なんと当日、主催者本人が遅刻してしまったのです。
開催が遅れているにも関わらず、立ち去る聴衆は少なく、みな辛抱強く主催者の登場を待っていました。
そして、いざ講演会が始まると、遅刻でみんなに迷惑をかけたはずの主催者が、会場の聴衆たちから盛大な拍手で迎えられたのだと言います。
その時の光景が、少年だった彼にはとてもかっこいいものに映ってしまったのです。
遅刻は明らかに主催者の落ち度です。聴衆の拍手も、半分は大人としての良識がさせたものでしょう。
しかし、子供だった彼にはそんな理屈に思いを巡らせる能力がなく、単純に「遅刻はかっこいい」という強烈な偏見だけが残ってしまったのです。
結局、この出来事が原因で、彼の潜在意識の中には「遅刻すr人=ヒーロー」という偏った信念ができ、それがメンタルブロックとして残り続けたのです。
この偏った信念から出来たメンタルブロックが、「遅刻したくない」という彼の望みを妨げ、「遅刻をする」という本来望んではいない行動をとらせていたのです。
大人であれば、遅刻が悪いことは理屈で理解できます。彼も間違いなく、理屈では遅刻は悪いと理解しています。
しかし、その理屈が通じないところが、メンタルブロックの恐ろしいところなのです。
このように、メンタルブロックはつらい感情や偏った信念の固まりから出来ており、本来望んでいることから理屈抜きであなたを遠ざけるやっかいな存在なのです。
引用終了☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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遅刻をついついしてしまうのを徹底的に分析している観点がこの海原さんのすごい所だと感心させられます。
私も恥ずかしながら、たまに遅刻してしまうことがあります。
(親御さんの相談を受けて長引くなどが主ですが)
私の中にももしかしたら、メンタルブロックがあるのかもしれませんね。
このように、頭ごなしに
「遅刻してきやがって!それでも、お前は大人か!」
としないのはとても大切なことだと思います。
こういう冷静な観点で分析する人は残念ながら、まだ少数派な気がしますね。
私もこういう鋭い分析ができる人間になりたいと思います。
頭ごなしに叱りつけず、きちんと分析をする。
その大切さを書き写しながら感じました。
そんな訳で、意味もなく憤ったり、やめなきゃいけないと頭ではわかっててもやめられないという方は、この話を参考にしてみて下さいね。
私自身に潜んでいるメンタルブロックも発掘していきたいと思いますから!
お互いにメンタルブロックを見つけ出して、いい人生を歩んでいきましょう☆
次回、「メンタルブロック」を分析することの大切さをさらに書き綴りたいと思います。
今回は以上になります。
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「メンタルブロック」
言葉だけ聞くと、抽象性があって行動科学とは縁遠いものに感じるかもしれません。
でも、この「メンタルブロック」を知ることで、行動科学の価値も上がると思っています。
この書籍を書いた海原悠雲さんも読むのも久しぶりですが、久しぶりに触れ直してよかったと思っています。
それに、ブログの記事にするために文章をこうやって書き写しているだけでも、目で追いかけて読んでいる時とは違うものを感じます。
そう言えば、石田淳さんもこの「メンタルブロック」と似たような表現をしていたのを思い出しました。
確か、「認知のゆがみ」って表現だったと思います。
石田淳さんの書籍も読み直さないといけないと思っています。
石田淳さんの言う「認知のゆがみ」と通じてくる「メンタルブロック」!
これについて掘り下げていきますので、お楽しみに☆
今回は以上になります。
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